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★みんカラカラコンの手入れってどうしたらいいの?
みんカラのカラコンは1年間使用できるワンイヤーカラコンです。
1年使えたらものすごくコスパもいいし、超お得!というメリットばかりが目立ちますが、1年間使うにはしっかしりたレンズケア。お手入れが絶対必要になります。
ワンイヤーの手入れもマンスリーなんかと変わらないんでしょ?という人も多いと思いますが、実はちょっと違うんです。
ケア不足はカラコンの寿命を短くさせてしまいますよ。
ワンイヤーならではのケアも必要になってきますので、お気に入りのカラコンを長持ちさせるためにも基本的なケアを覚えて実践してくださいね。
『カラコンケアに必要なもの』
カラコンケアに最低限必要になるものは、レンズケースと洗浄保存液です。
レンズケースはみんカラのカラコンを購入した時についてきますが、できるだけ短いスパンで新しいものに取り替えることが理想的。
レンズケースにも落としきれない菌が繁殖しやすくなってしまうので、月に1度は新しいものと交換するように心がけましょう。
洗浄液を購入するとおまけに入っていることも多いので、それを利用するのもいいですし、100均やバラエティショップで安く可愛いケースがたくさん販売されているので、ケチらずに使い捨て感覚でいた方がいいですね。
次に何より大切な洗浄保存液。
こちらはマルチパーパスソリューションやMPSと呼ばれる、洗浄・すすぎ・消毒・保存が1本で行える洗浄保存液です。
ドラッグストア等に行くとたくさんの種類がありますが、カラコンに使用できるものはソフトコンタクト用で、Ⅰ~Ⅳ類(グループⅠ~Ⅳと記載されている場合もあります)と書かれているものを選ぶこと。
ソフトコンタクト用洗浄液でも、過酸化水素系の洗浄液は使わないでください。
過酸化水素タイプのものは洗浄力は強いんですが、カラコンを色落ちさせてしまう、色素を消してしまう可能性が高いです。
洗浄保存液やカラコンも改良を重ねているので、カラコンに使用できるものも出てきていますが、絶対安心とは言えないので、Ⅰ~Ⅳ類のMPSを選ぶのが一番です。
洗浄保存液も、開封から1ヶ月以内を目安に使い切ることが鉄則。
開封から時間が経ってしまったものは洗浄力・消毒効果が落ちますので要注意ですよ。
レンズケースとMPSは1ヶ月交換。と覚えておくといいですね。
『カラコンは使ったら必ず洗浄する!』
よく「カラコンを何日も洗ってない」「2~3日なら大丈夫でしょ」なんて話を聞きますが、この時点でカラコンを使う資格なし!
あえてキツ言い方をしますが、手入れができないくらいならカラコンは使うべきじゃない。ってことです。
目は粘膜がむき出しになっている非常にデリケートな器官です。
そして、皮膚などと違って一度損傷するととても治りにくかったり、最悪の場合は再生しない器官でもあります。
ウィルスが粘膜から感染しやすいということは知っている人も多いと思いますが、それだけ雑菌やウィルスに弱いのも目なんです。
カラコンは、体温で適度に温められていること・外気に晒されていること・水分を含んでいることなど、とても菌が繁殖しやすいものになります。
メイクの汚れなども付着しますし、1日使用したカラコンがどれくらい汚くなっているか、想像してみてくださいね?
残念ながらカラコンに付着した汚れは、洗浄保存液に浸しただけでは落ちませんので、レンズケアをサボったカラコンを着けることは、雑菌を目につけているようなものだと思ってください。
ケアをサボったがために眼病になるケースは少なくありません。
カラコンは短時間でも使ったら必ずこすり洗いと十分なすすぎをすること!
1日でもケアをサボることは厳禁ですよ。
『基本的なお手入れの仕方』
では、具体的にレンズケアってどうしたらいいの?ってことになると思います。
基本のレンズケアは、綺麗に石鹸洗いした手でカラコンを外したら、洗浄保存液をレンズの上に数滴垂らして、指の腹で20~30回こすり洗いしましょう。
この時、カラコンがくしゃっとよれるくらい力を入れたり、円を描くようにこすってしまうと破損の原因になります。
できれば一方通行に指を動かすのが理想的。
もちろん裏側も同じように洗浄してくださいね。
しっかりこすり洗いしたら、洗浄保存液でしっかりすすぎます。
手のひらに洗浄保存液を溜めてすすぐ人もいるかと思いますが、それでは完全に汚れが流れ落ちないので、じゃぶじゃぶ流すつもりで流しすすぎをしてください。
私は溜めすすぎを何度か繰り返してから流しすすぎで仕上げています。
あとは清潔なレンズケースに満たした洗浄保存液に浸して、しっかり蓋をすればOK。
もうひとつ注意点ですが、レンズケースはカラコン使用中に水道水で綺麗にすすいできちんと乾燥させたものを使いましょう。
水分があると菌が繁殖しますので、ケースもレンズも水洗いの後は必ず乾燥。
保存前に一度洗浄保存液ですすぎ直してから使うと安心だと思います。
『ワンイヤーカラコンに必要なスペシャルケア』
ここまではマンスリーカラコンと変わらないレンズケアですので「ちゃんと守ってるよ」「知ってるよ」という人も多いかも。
ですが、みんカラカラコンは長期使用のワンイヤーですね。
基本のデイリーケアだけではどうしてもレンズに汚れが溜まってきてしまうんです。
ワンイヤーカラコンが、1年使えずに使用感が落ちてしまう。という悩みもあると思うんですが、少しずつレンズに溜まってしまうタンパク汚れが原因のことも多いです。
MPSにはタンパク分解成分も入っていますが、メイク汚れがつきやすい女性がワンイヤーカラコンを使用するとなると、なかなか汚れを落としきれないんですよね。
タンパク分解剤もカラコンには使えないものが多いので、個人的に使用しているものを挙げますが、レニューのデイリープロテインリムーバー。
その他、MPSを販売しているメーカーであれば、ロートCキューブのバイオドロップ。
こちらはタンパク分解の他に、特に汚れが気になる時に使用できるこすり洗い専用剤もありますので、ライン使いするには迷わず済むというメリットもありますね。
使用方法は、メーカーによって異なる部分もありますが、基本的には洗浄後の保存液内にタンパク分解剤を1滴混ぜるだけ。という手軽さです。
MPSの品質とかおススメは?という根本的な問題などもあるんですが、とにかく毎日きちんとケアをする。
たまにしか使わないカラコンも、ケース内の保存液は2~3日に1度は入れ替える。
レンズケースや洗浄保存液は月イチで取り替える。
2週間ごとを目安にタンパク分解をする。
こういったマメなケアがレンズの寿命も目の健康も守ることになると思いますよ。